初戦はドジャース、第二戦は乱打戦をアストロズが制しました。
1勝ずつをわけあって移動日を挟みました。
今日の第三戦はアストロズ本拠地のミニッツメイドパーク。
アストロズファンの怒号がうるさすぎて、敵チームからクレームがくると言われる
ボールパークです。
ドジャース先発はダルビッシュ!!! そしてアストロズはマカラーズでした。
課題の立ち上がりが。。。
マカラーズは上々の立ち上がりでしたが、ダルビッシュは変化球の制球がよろしくなく、初回から球数が多くなりました。
審判との相性もあるでしょうけど、厳しいコースの良い球をとってもらえず、表情は淡々としていましたが、なかなか良いリズムには乗りきれないままといった印象。
初回はなんとか凌ぐも、二回はグリエルにホームランを打たれてから連打され4失点。あっけなく降板しました。
6被安打1四球4失点。
ポストシーズンでは安定感のあるピッチングをしていただけに残念な結果に終わりました。
この後、引き継いだマエケンが2回2/3を素晴らしい1被安打無失点のピッチングで意地を見せたのが、私的には感動ものでした。
先発から配置換えがあったことに、本人も心から納得しているとは思えず、
しっかりとロングリリーフで結果を出すところが素敵に見えました。
短期決戦ですから、第6戦はダルではなくマエケンでも良いのでは?と思うほど素晴らしい内容。第7戦までもつれ込んだら総力戦になりますが、ダルビッシュにホームでリベンジのチャンスを与えてもらいたいと願ってやみません。
第6戦まで中4日ありますし、二人とも十分な休養になります。マエケンは今日40球投げていますので、明日明後日登板があるかどうかわかりません。
試合ですが、ドジャースは3回に1点、アストロズが5回に1点、ドジャースが6回に2点を奪取し5−3とワンチャンスで逆転可能な展開でしたが、
アストロズ2番手のピーコックをドジャース打線が打ち崩せずゲームセット。
2点以上の差を感じる試合の空気感でした。
第四戦の展望
明日も日本時間午前9時よりプレイボール。ミニッツメイドパークです。
アストロズが勝って王手をかけるのか、ドジャースが2勝2敗に並ぶのか?
ドジャース先発はウッド(16勝3敗)、アストロズはモートン(14勝7敗)。
数字的にはウッドが優勢ですが、アストロズ本拠地でモートンを打ち崩すことが出来るのかがカギになります。
第二戦以降を見て感じること
ドジャース・ロバーツ監督の采配で気になることがあります。
レギュラーシーズンを通して鉄壁のリリーフ陣の使い方が、
ポストシーズンに入ってから起用のタイミングが少しずつ速くなっているのでは?と感じる瞬間が今日もありました。
マエケンの交代のタイミングなど、なぜ?と感じましたし、第二戦では乱打戦になる前の8回に守護神ジャンセンをはやめに投入した事もそうです。
早め早めを意識されているのはよくわかるのですが、如何せん流れを悪くしている気がしてなりません。
今日のマエケンの後のワトソンへの交代のタイミングなどは正直いって謎でした。
4番コレアを打ち取ったあと、何故グリエルのところで変えたのか?
右バッターキラーであるマエケンはグリエルは問題なく打ち取れたでしょうし、気になるとすれば左打者の6番レディックですが、ワールドシリーズへいくまで究極の不振にあえいでいた打者ですし、この回の終わりまでは投げることができたのでは?と思いました。
結果、ワトソンがレディック、DHのガティスに打たれ1点を献上。5−1となりました。この1点は精神的に重かったのでは?と試合の流れを見ていて感じた次第です。
第二戦でも自ら流れを悪くするような采配が目に付きました。
明日の試合、ウッドがどれだけ持つのかわかりませんが、マエケンが今日多投したことで使えないとおもうので、リリーフ陣は踏ん張るしかありません。
明日王手がかかってしまうと、あっさりとアストロズがワールドシリーズ制覇してしまう可能性はあります。
もちろん、第5戦はエース・カーショーですから敵地でもそう簡単に勝たせることはしないでしょう。
いずれにせよ、今日の黒星はドジャースにとっては痛かった。
ダルビッシュが全く機能しなかったので、是非とも第6戦、7戦までもつれ込んでリベンジ登板をしてもらいたいところです!
松坂大輔以来の日本人投手がワールドシリーズで先発をしたのですから、是非とも次回の登板が実現し勝利してほしいと願ってやみません!
初戦と第二戦についてはこちら
コメント