藤井四段が偉業達成しました。歴代一位となる公式戦連勝記録を28勝に伸ばしました!! 凄い!
いつも前傾姿勢も対局序盤から集中力を高め、揺れも加わりつつ指していたようです。
「振り駒」をして藤井四段が先手をとりました。
将棋の世界ではやはり「先手」が有利とされているようです。
30年ぶりの快挙
今回の連勝記録は30年ぶりの快挙だそうで、歴史的偉業を成し遂げたわけですね。最後に28連勝を記録した棋士は、神谷広史8段で(棋士番号149番)、現在も活躍中の棋士です。
神谷さんは対局の最中「藤井四段が若干優勢」という風にいっておられました。
10時間以上の対局を終えて藤井四段が勝利されました!
対局後の一問一答
最年少棋士・藤井聡太四段は師匠の杉本昌隆七段と揃って会見を行いました。そのときの一問一答です。
ー28連勝の歴代対記録になったことについての感想は?
「本当にここまで連勝できるとは思ってもなかったことで、本当に運が良かったなと思います」
ーどんな気持ちで今日を迎えましたか?
「まず、普段通りにと思いました。(相手が前回苦戦をした)澤田六段だったので、気を引き締めて挑みました」
ーデビュー28局、ここまでの思いを
「形成を悪くしてしまい、はっきり負けという局面もあったので、ここまで連勝出来るとは思ってもいませんでした」
ープロデビュー戦で破った現役最高齢、加藤一二三9段(77)が引退しました。あらためて思いを
「デビュー戦で対局させて頂きました。凄く迫力のある方でしたので、自分としても一抹の寂しさもあると思います」
ー29連勝へ向けて、意気込みをお願いします
大きな舞台でもありますので、また、相手も強敵ですので、しっかり体調を整えて対局できるようにしたいです。
ーまだ中学生、長い棋士人生になる。どんな棋士になりたいか?
「本当に今回、こういう記録が作れて幸運だったと思いますが、まだまだ実力が足りないと思われるので、気を引き締めていきたい」
ー目標の棋士は?
「谷川先生の高速の寄せ、羽生先生の中盤の読字の差し回し、見習うべき点を感じています」
ー師匠の杉本七段への思いは?
「本当にたくさんのこと、教えて頂けて感謝しています」
ー師匠との思い出は?
(1分以上考え込み、長考の末言葉がでず変わって杉本七段がマイクを持った)
「振り返ると、私も同じくこれといったものが出てこないのですが、ただ、私はあまり師弟の意識はありません。一人の将棋の強い少年といった意識でいます」
師匠の代打回答を耳にし、藤井四段は照れながら軽く頭を下げて、質問を受けた。
ー28連勝タイ記録、その達成感はどうですか?
「ああ、はい、そうですね、、、記録に並ぶことがでいて嬉しい気持ちはありますけど、次の対局も近いのでそういった気持ちに浸ってばかりはいられません。気を引き締めたいと思います」
ー自分への注目度、視線はどう感じているか?
「注目して頂けるのは本当にありがたいことです。自分のsyべきことは、もっと将棋が強くなることなので、一喜一憂せずにひい頑張っていきたいです」
ー今日は平常心で、と言っていましたが平常心を保つためにしていることは?
「そうですね、まぁ、自分としては今までと変わらない、今まで通りやってきただけで、具体的に何かというのはないですね」
ー20連勝時に「僥倖(ぎょこう)」という言葉を使ったり、難しい言葉で気持ちを表してきましたが、今日の気持ちは感じでい言うと何になりますか?
「そうですね、うーん、そうですね、うーん、、、なかなか、それだけの短い言葉で表現しきれません。ちょっと無理ですね」
ー扇子やクリアファイルなどグッズも売れ切れと人気が高い。どう思いますか?
「私自身は使ってないのですが、自分としても嬉しいというか、興味を持ってくださる方が頂けるなら、、、」
ー連勝が続けばタイトルが見えてきます。あらためてタイトルへの思いは?
「はい、タイトル獲得には、更に実力をつける必要があると思うので日々頑張っていきたいです」
ー自分では、どうして将棋が強くなれたと思うか?
「現状の自分の勝利に満足しているわけではないですし、自分いうのも難しいんですけども、将棋を始めた頃から詰め将棋をたってきたのが言い影響かなとは思います。
気になる次の対局
次回の対局は2017年6月26日(月)です。
藤井四段、おめでとうございます!!!
生中継をご覧になりたい方は「将棋プレミアム」というネット配信サービスに登録されると良いとおもいます。
詳細は以下です。
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