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初代iPhone発売から10年 振り返って感じること

iPhone10th iPhone

初代iPhone発売から10年

2007年1月のWWDCでJobs氏が発表し、同年6月29日限定的に発売された初代iPhoneからちょうど10年がたちました。

それまでのPDAや「スマートフォン」(という言葉さえ無かった時代です)はブラックベリーや今は無きNokia、Palm社のTreoなど小さな入力パッドやキーボード付きが主流でした。

これが打ちにくいのなんの(笑)いまでも良い評価する方も多いかもしれませんが、個人的にはNGでした。OSもしょぼく使い勝手はよくありませんでした。

そこに登場したiPhoneは革新的でした。タッチディスプレイで入力が出来るという発想はそれまでもありましたが、全面液晶のパネルを採用したのはiPhoneがはじめてではなかったでしょうか。

日本発売はiPhone3Gから

2008年に発表されたiPhone3Gをソフトバンクが独占的に発売を発表。孫社長がJobs氏に直談判した話は有名です。2011年からauが、2013年にようやくdocomoがiPhoneを扱うようになります。

ま、日本企業の体質なんでしょうけど「全てが遅い」とdisりまくっていたのを思い出します(笑)docomoをやめた理由がこの一点でした。

初代iPhoneが発売されたころ、私的にはdocomo回線を使っていた時期だったので、iPhone3Gの発売が発表されるころ、SoftBankがVodafoneを買収するという噂もあり、docomoからVodafoneへ乗り換えました。あの時点で、docomoのバカみたいに高い携帯料金を払うのもありえないと感じていたこともあり乗り換えを判断。

iPhone3Gが発売されてまもなく入手、ガラケーとiPhoneの二台持ちとなりました。

入手困難でしたから、東京からかなり離れた千葉県内の小さなソフトバンクショップまで買いに行きましたね。

あの頃はまだiOSではなかった

iPhone10th

iOSと呼ばれるようになる以前はiPhone OS 1.0。まぁ、これがぬるっとしてて遅い(笑)懐かしいですね。OSの反応の悪さといったら語弊がありますが、当時のガラケーがかなり優秀だったこともあり、iPhoneを「メイン携帯として使う」という勇気はなかった。

またガラケーのキーボードの打ちやすさと慣れもあり、iPhoneはお遊び程度に使っていました。

OSが進化していき、iPhone4sあたりからメインの携帯として使うようになりました。docomoがiPhone5を発売しはじめたころから、ようやくiPhoneが日本国内で高い評価をされ、ガラケーから一気にiPhone=スマホという世界に移り変わっていったようにおもいます。

iPhone10年の歩み

iPhone10th

iPhoneがこの10年でどう進化していったか、初代から利用されている方々はよくわかるかとおもいます。私にとっては10年というよりは、iPhoneを今のように使うようになって5年半ほどになります。

正直iPhone2G、3Gは普段使いには不向きなこともありました。物珍しいという部分と、未来を予測させるものとしては大変魅力的な製品でしたが。

iPhone4あたりになり、ようやく「使いやすくなった」という印象を持ちましたが、OSのもっさり感は否めず、サクサクうごいてくれるガラケーの補助的な存在でしかなかったと記憶しています。

個人的に印象深いのはiPhone 4sです。「iPhone for Steve(4s)」と言われることもありましたが、Steve Jobsが亡くなって(2011年10月5日死去)まもなく発売されたiPhoneでした。

私の記憶では2010年あたりからTwitterやFacebookを使うようになり、iPhoneでTwitterのタイムラインを眺めているのがおもしろかったです。

2011年の震災時は電話回線そのものがパンクし、誰にも連絡がつかないという異常事態に陥ったときも、TwitterのDMを介して連絡を取ることができたことも記憶しています。

iPhone5になりCPUがアップグレードし端末の性能が上がっていく中で、扱えるAppsの種類も増えていきます。メモ、予定表、電話帳というベーシックなPDAの用途から、グーグル検索、地図、ゲーム、写真、カメラというSmart Phoneとして用途が一気に広がり始めたころですよね。

iPhone6でiPhoneがパソコンをリプレースするほど、大幅なデザイン変更、Touch ID導入など新しい機能満載になったOSが革命的でした。

爆発的に売れたiPhone6からiPhone6sへアップグレードされたころ、アップル社の時価総額が史上最高になったもこの時期だったとおもいます(2012年9月)

iPhone6 Plusの巨大化された液晶が出たときは飛びつきました。大きな液晶で動画を見ることや写真を楽しむのは大変魅力的でした。

iPhone7についてはもう何も言うことはありませんよね。とにかく売れまくったiPhoneです。名器として歴史に名を残すのではないでしょうか。

iPhone8が発売されたあとも、iPhone7は当分メインiPhoneとして使い続けると思います。

2017年秋のiPhone8

iPhone8 with iOS11

今年発売予定のiPhone8ですが、噂されている液晶内蔵型Touch ID、顔認証・虹彩認証のインサイドカメラ、ワイヤレス充電機能、VR用の縦型デュアルレンズカメラ、さらなる防水機能など盛りだくさんの「進化形iPhone」となるでしょう。

最近のニュースでは小型液晶サプライヤーが十分な数の液晶を提供できないことも想定されており、年内は入手困難な機種となることが予想されます。

プレミアムiPhoneとして、年明けに生産がおいつくまでは高嶺の花になるかもしれませんね。

iPhone無しの生活はもう考えられない

Steve Jobsは間違いなく現代のダヴィンチでしょう。iPhoneという魔法のような製品を生んでくれました。iPhoneの存在が世界にもたらした影響は甚大です。

私たちの生活はiPhone無しには語れません。私も「スマホ漬け」になっている現代人の一人です。

今後の課題は、実生活の中でiPhoneやスマホとどうバランスを取っていくか、だとおもいます。全てがデジタル化されている中で、アナログな観点や感覚も大切にしながら、デジタル機器に支配されず、逆に人間的な思考や発想を促進させるような「刺激」になればよいのでは?と考えます。

道具を生かすも殺すも使う人間次第です。SNSなどのツールをうまく扱えない人もたくさんいます。もてあますような方々は手を出す必要はありません。

iPhoneのようなすばらしいツールとの距離感やバランスを見つけるのもユーザー次第でしょう。

いずれにしても、iPhoneの持つ可能性はこれからも広がっていくでしょう。他社と一線を画す、革新的な機能が搭載されることを大いに期待します。

私たちユーザーがわくわくする製品であり続けてほしいと願いします。

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