こんにちは、MUJ.com(@MacUserJP)です。
今年のワールドシリーズは全ての試合が見応えがあり、
異常なほどの興奮をしながら観戦しています。
さて、今日はドジャースにとって運命の第6戦。
3勝2敗の王手をかけられて敵地ヒューストン・ミニッツメイドパークから
ホーム・ドジャースタジアムへ移動日を挟んで戻りました。
昨日はバーランダー選手の公式会見での「飛ぶ・滑るボール」問題が物議を醸しています。
しかし、そのボール問題も気にならないくらい先発バーランダーは力投を見せていました。
息をのむ投手戦だが、両チームの投手陣は疲労困憊
明らかに蓄積疲労が見せる投手陣。どのピッチャーもギリギリで投げているのがわかります。
アストロズ先発バーランダーは6回まで投げきり被安打3、三振は9つ失点2と素晴らしい内容でした。ボールを低めに集め、ツーシーム系を多投。
「曲がらない」といっていたスライダーの数を抑えて、経験値豊富なピッチングを披露していました。最速156キロのまっすぐは強烈でした。
ドジャース先発ヒルも3回にキャッチャーマキャンにホームランを打たれた以外、許したヒットは3本、失点1三振5つと素晴らしい内容でした。
結局、勝敗を分けたのはアストロズのチャンスをことごとく抑えたドジャースリリーフ陣。
6回にバーランダーから2点を奪ったドジャースが、その後投手陣の頑張り、そして7回の追加点が入り3−1のまま試合終了。
相変わらず一貫していたロバーツ監督の采配(笑)
試合前は「ヒルに投げるだけ投げてもらう」と公言していたのは一体なんだったのか??(笑)
4回2/3で降板させ早めに動きました。
確かにバーランダー相手に1−0で負けている状況ですから、動き出しがはドジャースがするのは当然ではありましたが、連投続きのモローがなんとか満塁策で4回最後のアウトを取り相手に追加点を許しませんでした。
試合のカギはここでした。
これでもしモローが打たれていて3−0,4−0になっていたら試合は負けていたかも?というくらい緊迫した状況でした。
その後、6回にドジャースは逆転しバーランダーを引きずり下ろし、マスグローヴから追加点をゲット。
リリーフは、モローが5回に、6回頭にワトソンが調子の悪いレディックを四球を出して(なんでや!?)降板し(結局、勝利投手になりましたが)
我らがマエケンがマウンドへ!!!
ガティスをフォースアウト、絶好調スプリンガーにヒットで1,2塁に。
ブレグマンをフライアウトで2アウト。
2−1の状況で第5戦で3ランを打たれたアルトゥーヴェとの勝負になりました。
心臓はばくばく状態で見ていましたが、明らかにマエケンの球は走っていない。
落ちる球は良いとき悪いときがハッキリしていたので、見ていてハラハラしましたが、ベテランのアトリー2塁手が、ターナー三塁手がしきりにマウンドへいって声をかけていました。
どんな話をしていたのかはもちろんわかりませんが、チーム全体で支えるという姿勢が見えて、この時点で涙腺が緩みそうになっていました。
サードゴロでターナーが見事なプレイでギリギリアウトで交代。
マエケンが雄叫びをあげていました。
8回は頭から守護神ビッグマン・ジャンセンがマウンドへ。
「はやいなぁ、やっぱり」とおもいつつも、これまでの監督は一貫した采配です。
ビッグマンもこれまで同点弾や逆転弾を打たれているので、不安視されていましたが、流石球界最強の守護神です。
8回は7球でピシャリ、3人で終了。
9回のマウンドも安定感抜群で、1本のヒットも打たれず、結局2回を投げて3つの三振を奪取しゲームセット。
いつも通りのビッグマンの働きを見たという結果となりました!
シリーズタイの3勝3敗
MLBのシーズン最終戦がワールドシリーズの最終戦になると、これ以上無いというほど盛り上がりますね。
明日の先発はドジャース・ダルビッシュ、アストロズ・マカラーズです。制球の良いマカラーズ、そして「ボールが滑る」と言っていたダルビッシュ投手がどうアジャストし、明日の試合をコントロールするのか、楽しみでなりません!
ドジャースホームで20年ぶりのワールドシリーズ制覇なるか?
それともアストロズが球団史上初めての制覇なるか?
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