プレジデンツカップ2017が開幕しています。日本が誇る松山英樹も参戦していますが、2日間の競技が終わりました。
今日明日と残り2日ありますが、どのような結果になるのか。
まずはプレジデンツカップの概要、参加選手、開催地などををご説明していきます
プレジデンツカップのフォーマット
プレジデンツカップは2年おきに行われるゴルフのチーム戦で、米国とインターナショナル勢がそれぞれワールドランキング上位から12名ずつ選ばれます。
チームにはそれぞれキャプテンが1名と副キャプテンが3名おり、キャプテンズピックが必ず一人選ばれます。
4日間のチーム戦で、初日はフォアサムの5マッチ、2日目はフォアボールの5マッチ、3日目はフォアサムの4マッチとフォアボールの4マッチ、そして最終日はシングルス戦の12マッチが戦われます。
全てマッチプレー形式で勝者には1ポイント、引き分けた場合は1/2ポイント与えられます。
最終的に4日間で15.5ポイント先取したチームが勝利します。
2年ごとに開催される米国対欧州勢のライダーカップも同じフォーマットで戦われます。
フォアサムとは?
フォアサム(Foursome)は二人の選手が交互にボースを打っていきます。オルタネートショットフォーマットとも言われています。
フォアボールとは?
フォアボール(Fourball)とは二人一組のチームのベストボールによるマッチプレーです。それぞれが打った後に、良い位置にあるボールを選択して打つというスタイルです。
シングルスとは?
呼び名の通り、一対一のガチンコ対決です。最終日は優勝がかかっているだけに大変盛り上がります。
プレジデンツカップ2017の開催地
開催地は毎開催、それぞれのチームの「ホームである国」のゴルフコースで開催されます。
今年のプレジデンツカップはニュージャージー州のリバティナショナル・ゴルフクラブで行われています。
PAR71 7328ydのタフなコースで設計者は全米オープンの覇者でもあるトム・カイト。
プレジデンツカップ2017の出場メンバー
米国チーム
- ダスティン・ジョンション
- ジョーダン・スピース
- ジャスティン・トーマス
- ダニエル・バーガー
- リッキー・ファウラー
- ブルックス・ケプカ
- ケビン・キスナー
- マット・クーチャー
- パトリック・リード
- ケビン・チャペル
- フィル・ミケルソン
- チャーリー・ホフマン
インターナショナルチーム
- 松山英樹
- ジェイソン・デイ
- アダム・スコット
- ルイ・ウーストヘイゼン
- チャール・シュワーツェル
- マーク・リーシュマン
- ブレンダン・グレイス
- ジョナサン・ヴェガス
- シーウー・キム
- アダム・ハドゥイン
- アニルバン・ラヒリ
2日間が終わっての結果
インターナショナルチームは初日のフォアサムから一気に突き放された感はあり、松山は2日で0勝1敗1分。
初日のパートナーのシュワーツェルが絶不調ということもありカバーしきれず。2日目はハドゥインと良い相性だったが、2アップするも後半で盛り返され、最終的にはハーフポイント止まり。
現在は8−2で圧倒的に米国優勢といったところ。
3日目の今日が正念場です。
フォアサムとフォアボールの4マッチずつ、トータル8マッチのうち6つをとって、あと2つを引き分けてもまだ1点差で負けている状況となるため、相当なミラクルが無い限り厳しい戦いが予想されますね。
出来れば4つ勝利し4つは分けるという形でいけば最終日のシングル戦でもつれてくれると大逆転優勝もあるかもしれません。
しかし今年の米国勢は強い。
メジャー優勝者が調子を落とさないままいますし、現在のダスティンジョンソン、スピース、トーマスの勢いはとまりませんね。
特にチーム戦になったときの米国勢は団結力が凄い。
そして「ホーム」の地の利が効いてきます。特にNYに近い開催地ですから、声を荒げた罵声がインターナショナル勢へ浴びせられることでしょう。米国勢への熱のこもった声援も後押しし、かなり不利な状況で戦いを強いられるインターナショナル勢は大変だと思います。
松山選手も事前のインタビューで「米国のお客さん、特にチーム戦でのアウェー感は半端じゃないので、それがある意味おもしろくて楽しみでもある」と言っていました。
アリゾナでリッキーファウラー相手にプレイオフで戦い勝利した試合でのアウェー感とは比較にならないだろう、とも言っていました。
プレジデンツカップ2017の視聴方法
プレジデンツカップはゴルフネットワークの視聴アプリもしくはスカパー!で視聴可能です。
今日の3日目の戦いは既に日本時間20時から始まっています!
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