日本は高温多湿な国です。
何故か梅雨の時期に体調不良を起こしていると感じる事はありませんか?
私はこの時期が大変苦手です。そして必ず朝からダルかったり、肩こりや酷いときは偏頭痛などもあり気分の良い状態ではありません。
梅雨の時期に何故体調異変をおこすのか、そしてその対策方法などをお伝えします。
アスリートは引き締め直しをする
野球選手やサッカー選手などのアスリートは夏場対策、またシーズン後半戦を迎える前に、ミニキャンプをするそうです。
通常4月からの開幕に備え、オフシーズンの数ヶ月で体作りをします。シーズンに入り梅雨に入る頃に怪我をする選手は、オフの体調管理や体作りに失敗した人たち、という事になるそうですが、3ヶ月ほどでどうしても体に異変が起きるそうです。
毎日のように緊張感ある舞台で体を動かすわけですから、異変がおきてもおかしくはありません。
そこでシーズン途中にミニキャンプを張って引き締め直すという作業をすると、シーズン後半を戦える体になるということらしいのです。
ただ、湿度の高い日本ではまめにこれをやらないと2ヶ月でがたがたになるらしく、日々のストレッチングやスポーツトレーナーによる施術が欠かせないらしいのです。
私も実は湿度には特に弱く、朝から頭痛や腰の痛みは日常茶飯事で、梅雨は本当に苦手な季節です。私は10年来お世話になっているトレーナーさんに、月に一度自宅にきてもらうのですが、私の体も例外なく湿度に弱いらしい。
湿度が比較的低いアメリカや欧州(時期や場所にもよる)に住んでいた頃は、肩こりや偏頭痛などは皆無といってよいほど経験がなかった。ただの運動不足による腰痛はあったけれども、毎日朝起きて肩や背中が痛いなどといったことはなかった。
日本に帰国し20年以上になりますが、毎年この時期はきついわけです。
アスリートでなくても梅雨対策を考えるべき
体がだるい、頭が痛いなんてことが朝から感じていたら効率の良い仕事ができませんよね。
アスリートの方々はたぶんこの手の事には敏感だとおもうんですね。体が強いという基本的なところは一般人とは違うかもしれないですが、体調の異変に気づいて対策をしないと良いパフォーマンスが出来ないことは、直感的にわかるはずです。
一般人でもこの問題と向き合うべきだと私は思います。1日限りある時間をどう効率よく使うのかが、この先の「幸せ」に直結するわけですから。
そこで私なりの対策案をいくつかお伝えしたいと思います。
- 快眠を得るために寝具や寝る環境を気遣う
- 毎日のストレッチとウォーキング
- 深酒厳禁、暴飲暴食もしない
- 体に無理なことはしない
快眠を得るための寝具や寝る環境を気遣う
これって皆さんそれぞれにやってるとおもいます。枕、布団やベッドは当然のことながら、最近は冷却シーツなどこだわるポイントはたくさんありますよね。
最近は快眠グッズの紹介など山ほどネットに情報が落ちていますが、私が特に気にしているのは、枕でも布団でもなく(ある意味ここは当たり前の話なので)大切にしているのは
「音」です。
寝ているときに耳に入る情報を快適にするのです。
私の場合は「無音」にすることです。そうです、耳栓です。
理屈は簡単。とにかく、寝ている間に入る情報をシャットアウトするのです。寝ている間に耳は大変敏感になっています。これだけでも、脳波に影響する害あるノイズを遮断することができます。
オススメの耳栓をご紹介しておきます。このあたりの商品はどれも鉄板です。そして有り難い事に安い!
毎日のストレッチとウォーキング
毎日会社に徒歩や電車通勤されている方々には特に必要ないかもしれませんが、車移動や在宅勤務の方にはウォーキングはオススメです。
兎に角「血行を良くする」ことです。
ウォーキングなんてめんどくせーという方もいらっしゃるかとおもいますが、1日30分から45分ほど「早歩き」するだけで良いのです。子汗をかく程度、また息が上がらない程度(歩きながら電話で話せるくらい)で30分連続でなくてもよいのです、5分連続早歩きして、少し徒歩に戻し、また早歩きを繰り返せば良いのです。
苦しい!っていうのは必要ありません。有酸素運動として体に少しだけ付加をあたえることが目的です。まずは30分からはじめて、1時間あるけばバッチリ。
早歩きの時は勿論、Apple WatchやiPhoneから音楽を流しつつでも良いですし、大好きな落語を聞きながらでも良いです(笑)とにかく、たのしみながら歩く。これです。
ストレッチは肩甲骨と股関節を意識した軽いストレッチで良いです。体が少し温かくなって体を動かしているなぁ、子汗かいているなぁ程度で良いです。これも1日3回とかではなくて、気づいたときにやればいい。無理なくやってください。
腕を回す、軽いスクワットをする、屈伸運動や股関節を意識しながら膝を回すなど、最近は軽い運動、ストレッチと検索すると山ほど出てきます。
ペットボトルを使って、軽い負荷をかけた筋トレもアリです。
体を動かすことで血流が良くなり頭が冴え、最終的には快眠にも繋がります。
デスクワークなどパソコンの作業が多い方には特にオススメしたいです。
また、スポーツトレーナーや施術師がいていろいろとアドバイスをもらえるなら最高の環境だと思います。週一回のマッサージとかも効果はあるとおもいますよ。ストレッチ系のところをオススメします。もみほぐしてもらって血流を良くするって事は、運動するのと同じですが、マッサージにより血管にたまった乳酸を流してもらうことで、痛みから解放されるのもアリです。併用するのが一番ですね。
かかりつけの先生がいればバッチリかと思います。
深酒厳禁、暴飲暴食はしない
文字通り、です(笑)若い人も含む、ですよ!深酒、喫煙、徹夜、、、などはもう最悪ですね。禿げますよ、まじで。若いうちから暴飲暴食をすると、年齢がいったときにきついです。
私も例外なくむちゃくちゃでしたので、いま思い知っています。
なので、出来れば節度をもって飲むこと、喫煙は出来ればしないこと、吸うのであればICOS水タバコなど最近はやりのモノへ移行するなどもアリかと。徹夜はもう完全にアウト。快眠という言葉を頭に刻み込んでほしいです。
暴飲暴食はしてしまいます。わかります。世の中おいしいモノたくさんありますからね。
夏ばての大きな原因になっているのが、過食です。
食べ過ぎることが出来なくなる年齢だと気づけば食べなくなっているのですが、まずは腹減ったからたくさんたべる!という若い人たちには特に注意していただきたいことです。
食べ過ぎ、飲み過ぎは薬では治りません。自制するしかありません。
朝から怠い、胃がむかむかするといった事を経験しているのなら、朝は少し食べて、
昼はいつもの半分にしてみてください。15時頃に、チョコレートなど糖分で血糖値をあげて補う程度にして、夜はビール2杯まで、揚げ物食べる前にサラダをしっかり食べるようにしてください。
血がさらさらの状態を維持することで、頭がぼーっとすることやダルさから、少しは解放されるはずです。
梅雨の時期はどうしも低気圧で体が重く感じるのですが、食生活の改善により体の重さを必要以上に感じない方法はあります。
過食厳禁!これ、覚えておくと損はありませんよ。
体に無理なことはしない
体を労る事、というのは年齢がいけばいくほどどんどん敏感になります。
要するに、体が必要としないものは摂取しない、体がほしがらないことはしない、ことです。
無理!しんどい!って感じる事あるわけですよね?
たとえばランニングをしていて、もうこれ以上走れない、という信号を体が脳におくるから、走るのをやめるわけです。
これと同じで、胃腸がしんどいのに、何故か食べ続けるっていう暴挙にでる人がいる。これは間違っていますよね。
体の声に耳を傾けてください。敏感でいてください。
これがすべてです。おなかが痛い時に冷たい水はのみません。頭がいたいときに、お酒をがぶのみすることもありません。
体が悲鳴をあげているなら、病院へいかねばなりません。
でも、お医者さんの世話になる前に、体の小さな声、訴えにたいして敏感に対応してみてください。
無理は禁物ですよ!
まとめ
梅雨時期の体調不良は低気圧、高湿度といった環境の問題もありますが、日々の生活習慣でいくばか緩和出来る方法があることをお伝えしました。
健康管理なんて興味ねーわ、という若い方も今後の事を考えて、ちょっと気にしてみてはいかがでしょうか?
日々自分の体と対話すること、耳をかたむけてあげて、きついなと感じたときは無理をしないこと。
結構当たり前のことなんですが、これがなかなか出来ない環境にいる方もいるかもしれません。時間が限られた中で、できる限りメンテナンスをしながら、多湿な梅雨時期を乗り切ってください!
参考になれば幸いです。
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