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【速報】全米プロ選手権最終日 結果 It was not his day

おはようございます、MUJ.com(@MacUserJP)です。

出典:GDO

悔しい。

普段、自分ごとでこういう気持ちになることがあまりないのですが、ここ数年で久々に感じた「悔しい」という気持ち。画面を通じて見て取れる、松山選手の苦悩。メジャー優勝という重圧?があったのかわからないけど、言葉にならない、なんともいえない雰囲気がありました。

最終日ってこんなに重苦しいのか

1番で1mほどの短いパットを外した時点で、これはちょっとしんどいラウンドになるなという予感があった。

Putt is Moneyという言葉が昔からあるように、今日の優勝者であるJ・トーマスはことごとくラッキーな事とパットに救われていた。

ゴルフはアマチュアでもプロのレベルでも、スコアメイキングもラウンド中のテンポ感もパッティングが要になる。

ラウンドを通じて良いテンポ感を作るためには、短いパットを外すということが致命的になることが総じて多い。

1番がまさにそれだったように感じた。最高のショットを打って1mちょっとの決して難しくないパットを外す。しかし、おはようバーディは「良くない」という人もいるくらい、朝は穏やかにパーで上がるのが良いという意見もある。本人も驚いた様子はなく、淡々としていたように見えた。

バーディを外したあとのティショットは左ラフへ。アプローチショットは左ラフへ。左へ曲げる傾向が出てきた。

ピンまで10ydほどの短いアプローチも彼のレベルでは「完全なミス」で2m近く残す。このパーパットを外す。

3番のアプローチショット、旗に直接当たるという珍しい事が起きた。これをラッキーというかアンラッキーと捉えるのか。判断は難しい。グリーンを外れなかっただけでも、ラッキーだったかもしれない。結果難なくパーを取り、4,5番も淡々とパーで切り抜け、6,7番と連続バーディでやっときたか!と感じた。

松山選手自身も手応えを感じたようにも見えた。バンカーショットやアプローチもノーストレスの距離にはよらず、短いが「しびれるパーパット」を決め続けていた。

しかし、こういう「しびれる」パットはいつか必ず外れるもの。

バックナインに入り単独首位に1度は立つ。

10番のロングで4m以上のパットを決めてバーディ奪取する。松山らしいパッティング。

が、この後が厳しかった。

11番以降3連続ボギーを打ってしまう。。。

11番、12番、13番の内容

11番のティショットは完璧FWど真ん中。セカンドをグリーン右に外れるが、なんてことないアプローチを残す(5mほど)しかし、珍しくこれを1mオーバー。

ここで、朝一番から起きていた「短いパットが外れる」という現象が起きる。統計なのか何なのかわかりませんが、入り続けることが無いのでしょう。

これってアマチュでもラウンドを沢山経験するとわかるのですが、「今日は1日2m以内が難なく入るなぁ。打ちゃ入るしラクだった」って日もあれば「今日はもう1mでも怖かったし、入る気がしない」という日もある。

プロはおびただしい練習時間とラウンド経験があるわけで、私たちアマチュアが感じるレベルとは比較は到底できない。

しかし、レベルは違えど同じような事がおきるのがゴルフ。

結局、短いパットに「支配されてしまった」日になったのかもしれない。1度入らなくなると、1mを怖がってしまう。その1mを打つことが怖いから、アプローチを1m以内に寄せよう、FWからのセカンドをベタピンに打たなければ、という余計なプレッシャーを自分にかけてしまうことがある。

11番の短いパットを外した影響がメンタルにあったのか、12番のティショットを左に曲げる。今朝から左への傾向があった。ラフからのセカンドはグリーンオーバー。いわゆる「フライヤー現象」があったのかもしれない。クラブフェースとボールの間に葉っぱが挟まり、思った以上の距離がでてしまう現象です。

3打目のアプローチは乗らず。4打目でようやくピンそば1m以内に。気を遣うパットを打たされる。なんとかボギー。

13番PAR3のティショットも11番12番の精神状態を引きずっていたのかはわかりません。集中し切れていない状況であったかもしれません。

結果、グリーン右サイドに外してしまいます。アプローチがよらず2m以上残し、これも外します。。ボギー。

首位から2打差がついてしまう。

傾向としてはドライバーが左へ曲がり、アイアンは薄めの右へ曲がるというかなり修正しずらい状況であったようにおもいます。かなり「しんどかった」のではないかと想像できます。

14番、15番の連続バーディは凄かった

14番のティショット、短いPAR4、FWとグリーン左サイドは全て池というホールで、3Wでティショットを放つ。グリーン手前のFWへ。とんでもない精神力です。

ここから1m以内にバチっと寄せて意地のバーディを奪い、まだいけるぞ!という雰囲気は出ていました。

15番はティショットは完璧。しかしセカンドのアイアンが右へ。今日全体的に起きていたアイアンが右へ曲がるのがここでも出ました。難しいライからの3打目を1ピンに寄せてこのPAR5でもしっかりバーディ。首位に1打差。

同伴競技者のトーマスがバーディパットを外したことでまだチャンスがあったように見えました。

「グリーンマイル」と言われる上がり3ホール

映画「グリーンマイル」にちなんで上がり3ホールがネーミングされたそうです。池に囲まれるこの3ホールの難易度は高く、多くのゴルファーを苦しめてきました。

16番、ティショットを右に曲げラフ。ドライバーでは左に曲がることを嫌がったでしょうか。

セカンドのアプローチがグリーンオーバー。フライヤーもあったと思いますが、グリーンセンター狙いであったとしても、やはりピンにいきたい気持ち、強く入ってしまう気持ちが出たのだと思います。

アプローチが寄り切らず1.5mほど残します。

息が詰まる状況がずっと続いている中、このパットを打つ前に、1度仕切り直しています。松山選手はプレイ自体は決して速くはありません。全ての所作はゆったりしていて、警告を受けることもたまにあり、マイペースにプレイをします。

このときはさすがに「これを入れなければ終わるという意識」があったのでしょう。

このパットを決めきれず、この時点で本人的にも「キレた」かもしれませんね。

17番のティショットはPARでも220yd以上あり大変難しい。これをグリーンオンをしましたが、かなり長いパットを残します。ここをパーで終わり、首位と二打差で最終ホールへ。

18番ティショットは左へ。クリークに入ってしまいました。

しかし松山選手はやはり凄いなと思ったのは、ペナルティを受けた後の3打目でした。

ピンデッドで、根元に落ちるスーパーショットを放ちます。グリーンオーバーをしましたが、彼の技術力の高さをここでまた見せてくれました。

今日はピンにいくショットのほとんどがオーバー気味で、アドレナリンが普段よりも出ていたように見えました。

最終日の緊張感の中、体に及ぼす影響は計り知れません。

松山選手の結果

4日間で通算5アンダー、3位タイで終わりました。立派な成績です。

でも、優勝できる位置にいただけに本当に悔しい。ただ悔しい、と私なんぞが感じるのだから、本人はつらいだろう。

試合後のインタビューでは言葉出ず。

ゴルフネットワークの杉澤さんのインタビュー中に思わず涙が出てきているのが見え、「何をどうすれば良いのかわからない。どうすれば勝てるゴルファーになれるのか」とこぼしていたようです。

いや、あなたは強い。

技術は一流、ハートも一流、全てが一流だけど、Today was not your day(今日は僕の日じゃなかった)

ただそれだけです。

70勝以上しているタイガーは勝てなかった試合で「悔しいし勝てるチャンスがあったのに勝てなかった事はつらい。でも、今日はNot my dayだった」とよく言ってました。

いつの日かメジャー優勝をし、そして何度もメジャーを勝っていくうちに大きなトーナメントで優勝争いをして負けてしまったとき笑顔で「今日は僕の日じゃなかった」と言えるようなところに行って欲しいと願っています。

松山選手の潜在能力やポテンシャルは私たちが思っている以上のものだと確信するものがあります。

「何が足りなかったのか」なんて周囲が言うのはお門違い。質問を間違っていると思いますよ。

彼は「全てを兼ね添えている」と思います。あとは、その日が松山選手の日であるかだけ。その日は必ず来ます。来年の春を楽しみにしていようとおもいます。

日本を代表するゴルファーは沢山いました。ジャンボさん、青木さん、丸山さん、伊沢さんなど凄い人たちです。石川選手や松山選手がこれからどういう活躍をするのか、そして他にも谷原秀人選手、小平智選手、宮里優作選手、池田勇太選手など力のある選手がいます。

私たちは今後も日本のプロゴルフの底上げを信じて、環境改善や業界そのものの在り方を見直して欲しいと願うばかりです。そしてメディアには浮ついた報道ではなく、彼らをしっかりと支え応援をする真摯な姿勢で対応していただきたいと願っています。

 

 

 

 

 

 

 

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