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MLB:ドジャース ワールドシリーズへ!!ヤンキースは王手をかけて6戦目

MLB

こんにちは、MUJ.com(@MacUserJP)です。

Photo from Yahoo! News

最高の試合でした。圧勝の一言。今年のドジャースは全てが完璧といえるようなチーム力です。

ロサンジェルス・ドジャースは昨年のWシリーズ覇者であるシカゴ・カブスをリーグ優勝決定戦第5戦目で下し、ワールドシリーズへ進出を決めました。

今シーズン最高勝率チーム

MLB全球団の中で104勝58敗の最高勝率を上げたドジャース、ポストシーズンに入る前は少し失速気味でもありましたが、新加入のダルビッシュ投手、PSに入ってからマエケンが中継ぎへシフト。打撃陣も調子を上げてきました。

投打共にバランスがとれたチームは地区シリーズでは3連勝で圧倒、リーグ優勝決定戦ではカブス相手にホーム2連勝、アウェイの3戦目も勝利し余裕をもって挑んだ5戦目も早々に打撃陣が爆発、一気に試合を決めました。

リリーフ陣が全く点を取られないという投手陣の力も見事で、守護神のジャンセンは当然のことながら、前田健太投手の中継ぎへ柔軟に対応できる能力の高さに脱帽です。

PSに入り既に15人の打者相手に(14人が右打者)たったの44球でアウトを取りもちろん無失点。これは驚異的です。

ロバーツ監督はマエケンの事を”Righthand Killer”(右打者キラー)と命名していますね。あのスライダーは打てません、間違いなく。

意外なスタッツ

実は、ドジャースの打撃陣のチーム打率ですが、

レギュラーシーズン中、.249と全30球団中「22位」と決して低いのです。

チーム打率上位チームをご紹介しましょう。

  1. アストロズ:打率.282
  2. ロッキーズ:打率.273
  3. マーリンズ:打率.267
  4. ナショナルズ:打率.266
  5. インディアンス:打率.263

ヤンキースは7位で打率.262と5位と差はありません。

上記のうちポストシーズンへいかなかったチームはマーリンズのみ。

「打ててなんぼ」は当然なのですが、マーリンズを見てもわかりますが

やはり野球は「ピッチャー次第」なんですよね。

やはり投手陣が凄いことは数字に出ている

投手陣のチーム防御率を見てみましょう。

  1. インディアンス 防御率 3.30
  2. ドジャーズ 防御率 3.38
  3. ダイアモンドバックス 防御率 3.66
  4. レッドソックス 防御率 3.70
  5. ヤンキース 防御率 3.72
  6. ナショナルズ 防御率 3.88
  7. カブス 防御率 3.95

数字は嘘をつきませんね。

上記全てのチームがプレイオフ進出しています。ドジャースの投手陣は素晴らしいということがわかります。

投手陣が安定していることは勝ち上がるための大前提と言っても過言ではありません。

インディアンスも良かったですよね。打撃も全球団中5位ですし、リーグ優勝決定戦どころかワールドシリーズへ行ってもおかしくなかった。しかし、短期決戦の怖さですよね。

勢いのついてしまったヤンキースに3連敗したのは意外でした。投手陣が10月に入って疲れが出たのか、22連勝からの反動なのかわかりませんが全く機能しませんでしたね。

長いシーズン、勝敗を分けるのはコンディショニング、モーメンタム、そして運も大きく影響しているなと、つくづく感じました。

この記事の執筆中にヤンキース・セヴェリーノが3点献上

ヤンキース対アストロズは1日の移動日を挟んで、アストロズ本拠地で第6戦が行われています。

セヴェリーノ対バーランダー。投手戦になることは予想されていました。

私の予想はバーランダーで負けることはまずないだろうと、そして最後はミス(エラー)からの最少失点で決着が付くような試合の流れになると考えていましたが、5回裏にセヴェリーノが打たれ、3失点降板。

まだ3失点ですが早々にジラルディ監督は降板させ、ロバートソン(防御率1.03!!!)を投入しています。いまさきほど5回裏が終わりました。

何が起きるか解りませんが、バーランダーは前回の登板で124球を投げていますので、その疲れがどうでるか、またこのまま試合終わりまで完投するのか見物です。

デトロイトから移籍をしてきたバーランダーは「優勝請負人」という明確な仕事を与えられ、そして期待されてきました。前回の気迫の124球はそれを証明する内容でした。

今日も同じ事が起きるのか。はたまたヤンキースが跳ね返すのか!?

ワールドシリーズはドジャース対ヤンキース・アストロズの勝者

10月24日(日本時間25日)にワールドシリーズの初戦が始まります。

ドジャースの先発は既に予告済。初戦はカーショー、第二戦はヒル、第三戦にダルビッシュです。

最後に優勝をしたのは1988年シーズンで、ラソーダ監督でした。ラソーダさんはダルビッシュ投手の高校時代から注目をしており、日本に滞在中ダルビッシュ宅まで訪れて、必ずYu DarvishはMLBで投げて成功する投手だと豪語してそうです。

凄い話ですよね!

ドジャースは29年ぶりの優勝なるか!?

その相手が決まる今日明日のアメリカンリーグチャンピオンシップの結果が楽しみです!

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