さて、噂だったMacBook Pro 16インチモデルの発表があった。
突っ込みどころ満載だったキーボードを刷新してきましたね。
[box04 title=”結論”]新型MacBook ProにMagic Keyboard搭載は英断![/box04]
キーボード交換プログラムに以前お世話になったが、ダサいキーボードを作って何年も固執しちゃった結果、バタフライ形式のキーボードを捨てるという判断に至ったのは、非常に思い切った経営判断だったと評価したい。
しかし、新型MacBook Pro16インチに搭載されるキーボードは、Magic KeyboardではなくMagic Keyboard「的」なタッチの従来の「シザース式キーボード」だ。
Magic Keyboardのぺちぺち感よりもまだ「ましかも」程度のキーストロークなので、滅茶苦茶期待している人はいったん冷静になった方が良いと思われる。
薄いMacBook Proの筐体に収まる、使い勝手の良いキーボードを搭載するのは非常に困難だということだ。
そしてこれまで固執してきたバタフライ式を断捨離して、新型のシザース方式のキーボードに移行した点はAppleさんとしては苦渋の選択だったのだろうと推察する。
クレームが半端なかったんだろうな、古参のヘビーMacユーザーさんたちからの。
ちなみにMagic Keyboardってどうなの?
結論から言えば「慣れてしまえば使い勝手は良い」です。
テンキーあり、テンキーなしとバリエーションは豊富なので利用環境に合わせて購入お勧めします。
実は個人的にはHHKBのキーボードにドはまりしてから、Apple純正キーボードは触っていない(MacBook本体以外は)
そして2016年以降の新型MacBookやProも所有したことはあるが、長続きしない。
理由は簡単。
バタフライ式キーボードが使えない代物だから。
結局、集中して作業をする中で、手に心よく、うち味が良いキーボードでないと長時間の作業はできない。
[box06 title=”あわせて読みたい”]HHKBが最高な件[/box06]
[box06 title=”あわせて読みたい”]キーボードはUS配列が神[/box06]
上記の記事を参照していただければわかると思うが、US配列がJIS配列よりもすっきりしていて美しいこと以外に、旧MacBook(2015年モデル以前)のキーボードが秀逸だったことがわかる。
すでに手放してしまった旧型MacBookを再購入することも考えてしまっているほど、新型のキーボードは認められない。
かれこれ半年以上このHHKB Pro2やType-Sを日替わりで使っているが、これ以上のキーボードはまだお目にかかったことがないし、触る気にもならない。もう少し軽めのタッチが欲しいと別会社のものを試してはみたものの、レビューに値するものでもなかった。
さて本題。Magic Keyboardと言えば現行モデルがこれ。
私的にはWireless Keyboardが大好きだったが、このUS配列のMagic Keyboardは非常に優秀かつ打ちやすく、お勧めできる。
キーピッチも広く、打鍵感は少し浅目でぺちぺち感はあるが(HHKBのしっかり感に慣れてしまうとどうしても)慣れるのは時間の問題。
HHKBのキーボードをノートブックパソコンが搭載するなんて一生ありえないことだけど、外付けキーボードとして購入価値は絶対にあるので強くお勧めしておきたい。
PFU HHKB Professional2 TYPE-Sが最強なのか?Pro2と比較してみました
HHKB Professional2 英語配列が最強のキーボードである理由
Touch Barいる??いらないと思います
Appleの公式、MacBook Pro 16インチ紹介サイトはこちら
相変わらず美しいサイトで製品の紹介は見事なんだが、Magic Keyboardについて触れるのはスペックについて長々と解説をしただいぶ後(笑)もっと前面に打ち出してもよかったんじゃないのか?と思いましたが。
個人的にはゴリミーのgoriさんと意見は同じでTouch Barは不要に感じている。Barがないバージョン作てくれたらバカ売れするだろうに、と思うのは私だけはないはずだ。
物理escキーが復活したのもグッド。これも2018モデルのMacBook Proを早々に手放した理由のひとつです。つか、ダメでしょescすぐ押せないって(笑)
Touch IDは採用されてて、MacBook ProにFace IDは採用されない?なんでだろと思いますが、個人的にはFace IDもダメなんでTouch ID好きにはたまらん。
この点だけはトランプ大統領と意見が合う(爆)クック船長に文句言ったらしいよ、ジジイ。
Magic Keyboard搭載MacBook Proはほしい
結論はもちろん「買います」なんですが、Magic Keyboardバージョンの新型MacBook Proは非常に購買意欲をかき立てられる。
そしてFinal Cut Proをフル活用する私からすると、スペック的にも申し分が無い。ただし、、、
高額の極み。
ほしい!というスペックをサイトの購入ボタンから選択ポチポチとやってみたんだが、税込みで50万オーバー。。。あのなぁ、、、って感じですがAppleさんこれでも値段を下げたそうだ。
PCに50万!と一言でいっちゃうと高い!のだが、インフレ率と世界経済の流れからするとモノに対して妥当な値段だってことかもしれない(いや、高いけどね)
日本がGDPが8年連続下落している「後進国」なので異常に高く感じるだけなのかもね。
いずれにせよ、新型MacBook Proは購入を検討するに値する素晴らしい仕上がりになっているとおもいます。Touch Barはやっぱりいらないけどw
And one more thing…
あともう1点きになるのは、アップル製品のメジャーアップデート後って不具合が多発する例は多くのMacユーザー、ラバーさんなら知っていると思う。私の経験済みだし、でも、Macが好きだしAppleを愛してやまない。
なので、絶対に今買わなきゃいけないんだ!という方以外はちょっとだけ様子見して年明けのアップデートなり、OSの修正なりを見届けてからハードウェア的に致命的なことがないことを確認してからでも遅くはないと思う。
ゴリさんもおっしゃってるけどmacOS Catalinaが非常に不安定なことが懸念材料のひとつ。これはiOSにも言えるけどここ最近のOS系のアップデートは正直悲惨だなと感じる。
これについてはまた、別記事でお話しますね。
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